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2008年11月14日 (金)

年始の挨拶について

久々の更新ですが、今回は年始の挨拶についてその由来などをご紹介します。

今日に伝わる「年始回り」は、平安時代に帝が宮廷に仕える文武百官を招いた「元日節供会(がんじつせちえ)」という儀式が起源といわれます。現在でも、立法、行政、司法の三権の長や国内外の要人から、天皇が新年の祝賀を受ける「新年祝賀の儀」として受け継がれています。

さらに、こうした宮中行事が次第に庶民に広がり、本家に親類が集まって年始を祝うようになりました。そして江戸時代になると、商人が得意先に挨拶回りをするようになり、今日のような年始の風習になりました。

多くの「しきたり」がそうであるように、宮廷を中心に貴族が行う慣習は、やがて庶民に広まります。そこには、社会秩序を維持しようとする権力者の思惑と、高貴な世界にあこがれる庶民の羨望、そして人の心を巧みに掴む商人のアイディアが微妙に入り混じり、影響しているようです。

年始回りは、元日を除き、「松の内」までに済ませるのが昔からのしきたりです。しかし最近では、年末年始は家族でのんびり過ごす人も多く、年明け早々に訪問するのは、よほど親しい場合を除き遠慮したほうが良いでしょう。
またかつては、年始回りは突然伺っても良いものとされましたが、最近では事前に連絡をするのがマナーです。

お歳暮を贈っていなければ、年始の挨拶には、「お年賀」と表書きをした手土産を持参します。また、松の内を過ぎる場合は、「寒中見舞い」と表書きを改めます。

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